TrafficSentinelバージョン8.3 & 8.4 日本語版リリースのご案内
2020年1月:InMon Traffic Sentinel 8.3 & 8.4 (日本語版) がリリースされました。保守契約ユーザ様は、無償でアップグレードが可能です。
バージョン8.3
新機能・改良/変更点:
- 粒子状にアニメーション化されたトラフィックの可視化
- BGP AS番号のルックアップ
- Cisco IPFIX-315エクスポートのサポート
粒子状にアニメーション化されたトラフィックの可視化
大規模なトラフィックマトリックスを可視化するという課題に取り組む為、この新しいアニメーション表示では、詳細なエンドツーエンドフローを、移動する粒子のアニメーションとして表示します。同じフローは常に同じパスをたどり、同じ色で表示されるため、人間の目は新しいものや異常なものに対して素早く判断できます。マウスを粒子ストリームに合わせると、アニメーションが停止し、フローの詳細が表示されます。
[ホーム]> [ダッシュボード]に表示されるこれらのページは、[ファイル]> [REST] 機能を使用してコピーおよびカスタマイズできます。ダッシュボードのカスタマイズを参照してください。
BGP AS番号のルックアップ
以前のTraffic Sentinelリリースでは、BGP AS情報の含まれるどちらかの方法に依存していました。
- sFlowまたはNetFlowフィードに、BGPフィールドを含ませることができるルーター
- BGPゲートウェイまたはルートリフレクターとピアするようにTraffic Sentinelを構成する
これらのオプションは引き続き使用できますが、バージョン8.3以降、IPアドレスからASへのマッピングを行うことが可能になりました。そのため、常にトップASNソースおよびトップASNディスティネーションをトレンドにしたり、キーの選択、フィルター表現、またはスクリプトで「asn(ipsource)」または「asn(ipdestination)」を取得できます。
これは、「country(ipsource)」および「country(ipdestination)」ルックアップと同じように機能するため、検索> ホスト を使用してアドレスに関する詳細情報を取得する場合にも表示されます。
Cisco IPFIX-315エクスポートのサポート
Cisco NCSスイッチは、IPFIX315「dataLinkFrameSection」情報エレメントをエクスポートするようになりました。 Traffic Sentinelはこれをサポートするようになり、この拡張機能で可能になったL2-L7フルスタック監視を提供します。
バージョン8.4
新機能・改良/変更点:
- カスタム・ウェザーマップ・ビルダー
- 強化されたマップのラベル付け
カスタム・ウェザーマップ・ビルダー
バージョン8.4以降、Traffic SentinelスクリプトAPIには、線幅、色、形状、ラベルを変えることで動的な状態を反映できる特別なインタラクティブマップページを作成するための強力な拡張機能が含まれています。運用ダッシュボードとして使用されるこれらは、しばしば「ウェザーマップ」と呼ばれます。
[ホーム] > [ダッシュボード]に表示されるこれらのページは、[ファイル] > [REST]メカニズムを使用してコピーおよびカスタマイズできるため、必要な数だけ作成できます。カスタム・ウェザーマップをご覧ください。
強化されたマップのラベル付け
[マップ] > [レイヤー2] などの既存のトポロジマップの場合、ポート名やスイッチIPアドレスなどのより詳細なラベルは、ズームすると自動的に表示されます。